ホリスティックヘルス通信vol36 慢性疲労症候群のアーユルケア

皆様おあつーございます。記録的な猛暑が続いておりますが、体調おかわりないでしょうか。夏バテなのか、年なのか、とにかく疲れやすい!!やる気が出ない…という方の中には、”慢性疲労症候群CFS”の方もいるかもしれません。

実際日本人の約36万人がCFSを罹患していると推定されているにもかかわらず、認知度の低さから、うつ病・神経症・更年期障害・自律神経失調症等に誤診されている患者が多いとされています。

特に20代から50代のうちに発症するケースが多く、女性が6~7割程度を占めています。

慢性疲労症候群とは

慢性疲労症候群(chronic fatigue syndrome:CFS)は、健康に生活していた人がある日突然原因不明の激しい全身倦怠感に襲われ、それ以降強度の疲労感と共に、筋肉の痛み、著しく短期記憶や集中力が落ちる、その他小さな症状が続くことで、社会生活をおくるのに支障が出ている状態です。

原因

心理的および生物学的要因を含め、CFSの正確な原因はまだ特定されていません。ストレスの多い出来事やウイルス感染のためにCFSが起こる可能性があります。また、神経系の機能の変化や、うつ病や不安障害の患者に見られるストレスホルモンと同様のものから発症する可能性もあります。

慢性疲労症候群に対するアーユルケア

CFSはアーユルヴェーダではヴァータという風のエネルギーがバランスを崩している状態です。ヴァータのエネルギーが乱れると、激しい疲労、筋肉痙攣および痛み、神経系の衰弱、睡眠パターンの乱れ、精神的な曇りおよび忘れっぽいといった症状がでます。

このため、ヴァータのバランスをとること、さらにラサヤーナ(若返り)のハーブを一緒にとることで、組織を滋養し、心をリラックスさせ、神経系を強くします。

食事・ライフスタイルのアドバイス

◎十分な量のミルク、純粋なギーおよび乳製品とる。
※乳製品をとるとお腹を下す人、乳製品が苦手な人はここはスキップしてください。
※乳製品は他の食材と一緒に摂ることで消化不良を起こしやすいことから、乳製品を摂る際は食事と一緒に摂らず単品で摂るようにしてください。

◎バナナやメロンのような新鮮な果物や、デーツやクルミのようなドライフルーツをとります。

◎ヨガ、プラナーヤーマ(呼吸法)、瞑想を日々心がけます。

◎全身のオイルマッサージをします。時間がなければ、頭・耳・背中・足の部分でも構いません。オイルは、太白ごま油、肌の弱い方はアーモンドオイル、オリーブオイルがいいでしょう。

ホームレメディ

◎250 mlの水に5 gmのフェヌグリークシードを浸します。一晩または少なくとも4時間放置します。沸騰させて全体量を150mlにします。濾して温かいうちに飲みます。
1日に1〜2回飲む。

◎アムラパウダー小さじ1杯を1日2回とります。

アムラはアーマラキーともよばれ、梅の実のようなフルーツです。抗酸化作用が強く、インド人にとってはお馴染みの食材です。西葛西のインド食材店では最近フレッシュなアムラも購入可能になっているそうです!パウダーのものであれば、内服はもちろん、シャンプーに混ぜて使うことで白髪予防や髪の張りやコシを出してくれたり、日焼けした後のフェイスパックにもおすすめです♪

参考サイト
jiva ayuruveda
https://www.jiva.com/diseases/chronic-fatigue-syndrome/

慢性疲労症候群 – 関西福祉科学大学
https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/guide/efforts/research/kuratsune/

記事 ヴィナーヤ・アーユルヴェーダ 萩島


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