ヴィナーヤ☆アーユルヴェーダ通信Vol.16☆食べていないのに痩せないのはなぜ(><)

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カロリー制限をすれば体重が減るという思いこみ

ダイエットコースを受けられているお客様の中には”とにかく体重を減らしたい”という思いから極端なカロリー制限をされる方がいます。

その方は40代前半の女性で1日の摂取カロリーを1000kcalに減らしていることがわかりました。

では体重がみるみる減っていくのか?というと全然減らずにむくみがひどくなってきたとおっしゃいます。確かにお体を触ってみると下半身全体が冷たくむくんでいます。お腹も冷えて固い状態です。

食事は朝に野菜スムージーとサンドイッチで昼、夜はあまりとらずとっても卵の白身をゆでて塩をかけたものをとる程度だそうです。一方でチョコは食べて、1日で1000kcalにしていました。
水分は1日にコーヒー3杯とお水はあまりとっておらず、トレイは頻尿気味だといいます。

実は食事を減らしてほとんどまともに食べていないのに痩せないという方は少なくありません。

体重が減らないだけでなくそういう方に共通しているのが、体力は落ちて朝が起きられずにバテバテになっているということ。

人間の体は細胞から作られていて、この細胞を作る元であり細胞を動かすエネルギーになるのが食べ物と酸素です。

そして細胞がリズムよく機能すること(ホルモンバランスや新陳代謝)に関係するのが生活リズムです。

体重を減らすということだけにフォーカスするのであれば、摂取カロリーを消費カロリーより少なくすれば理論的には減るはずです。

しかしあまりにもカロリーが少ないだけでなく低栄養な状態では体は飢餓状態になり、緊急バックアップシステムが働き痩せさせません。

体が必要としているエネルギー量を把握しましょう

みなさんは自分の基礎代謝量がどれくらいか知っていますか?

基礎代謝量とは1日ゴロゴロしていたとして、消費しているエネルギーのことです。

実は心臓や肝臓などの臓器はものすごく働き者で休むことなく動いているので、たとえ自分はごろごろしていたとしてもエネルギーは消費しているのです。

基礎代謝量一緒に計算してみてください。
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-02-004.html

例えば今回の方であれば40代前半女性ですので、

21.7kcal/kg/日×60kg(現在の体重)=1302kcal/日

1300kcalは内臓が正しく機能するために最低限必要なエネルギーなのです。

ここに通常は日常生活でどれくらいの活動量があるのかという生活活動強度をかけて1日に必要なカロリーを計算します。例えば1日中座り仕事などほとんど動かないケースでは基礎代謝×1.3=1日栄養所要量になります。

生活活動強度についてはこちら
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s9906/s0628-1_11.html

ですので 1302×1.3=1692kcalとっても今の体重をキープするカロリー量なのでこれに運動を加えて消費カロリーを増やせば体重は減ってきます。

これに対して実際にとっていた1000kcalは内臓が健全に働くカロリーを下回っているばかりでなく、食事内容的にも主食は極端に減らしたのにチョコはやめていなかったり、栄養失調に近い状態になっています。

熱を生み出し体の組織を滋養するような良質な炭水化物、タンパク質、脂質が極端にすくないのにチョコといった精製された砂糖や体を冷やすコーヒーをとっていることから、体は極端に冷えています。

今回のクライアントさんがなぜ食べていないのに体重が減らずにむくんでいたのか?を以上から検証すると、

基礎代謝を下回る摂取カロリーと低栄養で消化力・代謝ともに落ちているので体力がなくばて気味です。また体全体が冷えており内臓機能も低下しているのでちょっと水分をとってすぐにトイレに行きたくなります。

一方無理やり汗をかこうとして週に2回程ジムで1時間汗をかいたり、サウナに我慢してはいってダラダラ汗をかくまでがんばったりもしていましたので、今度は体は一時的に急に温められたことからあわてて汗をかいて体を冷やすわけですが、水分をあまりとっていないので尿ででる分を減らして汗にまわそうとしますので脱水状態でむくんできます。

この冷えて循環が悪くて体重は減らない、むくむ、週2回程は極端に汗をかいて脱水気味でむくむなどいずれにしても体がむくむ方向になってしまっています。

体重が増減しやすいのはむくんでいる証拠

朝の体重と夕方仕事から帰っての体重差が大きい場合にはむくみが考えられます。逆に夜寝る前と朝起きてからの体重差が大きいのは寝ている間の新陳代謝が活発と考えられます。いずれにしても1kg以上、さらに2kg近く体重の変化がある場合には水分代謝に問題がある可能性があります。

一方、体脂肪を1kg減らすためには7200kcalものエネルギーを消費しなければなりません。

これにはある程度時間がかかります。ですからダイエットコースに通われているお客様も最初にむくみが改善し、基礎代謝があがると、みるみるサイズダウンしますが体重がへるのは時間差があります。

ですから体重を減らすことにとらわれ過ぎず、体力や体調のことを良く観察しながらダイエットをすすめていくことが大切です。

正しいダイエット法も人それぞれ

アーユルヴェーダでは、必要があってファスティングをおススメする時でもファスティングをするタイミングや期間、その間の過ごし方なども大事にしています。

そして単に食事を減らすダイエットをおすすめすることはありません!

今回のクライアントさんにも危険なダイエットはダメ!ととことんお話しし、改善しつつあります。

アーユルヴェーダのダイエット法は単に今すぐ痩せたい!という一時的な欲求をみたすものではなく、余分な脂肪や間違った思い込み、ネガティブな感情など体と心の双方からデトックスして、いつまでも元気で若々しくいるためのダイエット法です。

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